キャリアの歩み01
バイヤー
ひとつのカテゴリーを軸に
成長してきたキャリア。
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バイヤー
RYO WAKABAYASHI若林 遼2010年入社 -
学生時代はウェブサービスを手掛けるベンチャー企業にて、1年程インターンシップを経験。ウェブマーケティングに触れ、市場調査や実証、効果測定に興味を持ち始める。実施から効果測定までのスパンが短い小売業に惹かれるようになり、成城石井を志望した。
バイヤーの仕事について
地道な商談の
積み重ねが、
素晴らしい商品を
運んできます。
私は現在、酒販課でバイヤー業務を担当しており、お酒の仕入れや販売計画の作成、管理などを行っています。担当している商品は主にワインで、国内外の展示会に赴き、生産者やメーカーの方と商談し、商品を仕入れます。選定の際は、どうしても自分好みの味に高い評価を下してしまいそうになります。その度に、「私の好み=お客様の好み」ではないことを思い出し「成城石井で扱っている食品に合うか?」を軸にしっかりと吟味します。そのためには、自社で扱っている商品の幅広い知識が必要です。自分の担当分野に詳しいだけでは、成城石井のバイヤーは務まりません。食にかける想いを生産者やメーカーの方に伝えると、こちらの想いに応えようと商品のこだわりやストーリーを話してくださいます。こういった商談を積み重ね、見つけた商品が成城石井の店頭に並ぶのです。
これまでのキャリア
立冬ヌーヴォという
成城石井のオリジナル商品を、
世の中の定番品にしていきたい。
私のキャリアは成城石井の第1号店である成城店からスタートしました。酒類担当でしたが、当時の私にはお酒の知識が皆無。上司と共に試飲会に参加したり、同僚や友人と家飲みを開き商品の比較をするなどして、酒類担当としてのスキルを磨きました。3年目には酒販課のスーパーバイザーに。その後、別部門を経て、現職のバイヤーへ。着任して早々に、「立冬ヌーヴォ」という社を挙げた新商品の開発に携わることになりました。チーズたっぷりのグラタンなどが並ぶ冬の食卓を明るく照らすワインというコンセプトをもとに、オーストラリアのワイナリーと協働して製造に着手。細かな味の調整を何度も行い、フレッシュ感と程よい熟成感が絶妙なバランスの1本に仕立てました。販売初年度はお客様から好評を頂きました。今は、立冬ヌーヴォをもっと大々的なムーブメントにしていくことが目標です。
成城石井のキャリアとは
自分の成長にも、お酒にも全力で。
日本ではお酒の消費量が年々減少する傾向にあります。私は、お酒に長年携わってきたので、仕事を通してお酒の文化や面白さを伝え、消費量が増えていくように導いていきたいと思っています。お酒には長い歴史があり、それを繋いできた生産者や醸造家の想いが宿っています。背景を知れば、飲み方も変わってきます。お酒の楽しみ方を一人でも多くの方に届けるために、ソムリエの資格を取得したり、酒蔵に泊まり込んで酒造りを体験するなど、様々なことに挑戦しお酒への理解を深めています。会社には資格取得支援制度や通信教育制度など、挑戦を応援する制度もあるので、しっかりと有効活用しながら、自分の知識とキャリアを高めていきたいと思います。
- 2010年
- 成城店、酒類担当に
- 2011年
- ルミネ立川店、駅ナカ店舗を経験
- 2013年
- アトレ恵比寿店、駅ナカ店を初めて経験
- 2013年
- 商品部酒販課 スーパーバイザーとしてデビュー
- 2020年
- 商品部デジタル推進課、アプリのリニューアルを経験
- 2021年
- 運営部営業企画課、販売促進の実務を担当
- 2022年
- 商品部酒販課 酒類のバイヤーに